元プロ野球選手GG佐藤氏がテレビ「しくじり先生」に登場し北京五輪落球の原因を激白!
2015年11月2日(月)に放送されたしくじり先生に登場した元プロ野球選手GG佐藤氏が2008年開催の北京オリンピック星野ジャパンでの落球の理由を明かしてくれています。
北京オリンピックでレフトを守ったGG佐藤氏はプロとは言い難いほどに落球とトンネルでエラーを3回もしている。
1回目は準決勝の韓国戦。2-0とリードしていた4回にレフト戦のゴロをトンネルしたのだ。このエラーで「もうボール飛んでくるな」と思っていたらしい。
2回目も準決勝の韓国戦。エラーをきっかけに2-4と逆転された8回、消極的になっている中、左中間へのフライをセンターの青木に任せようとしたが、自分の方が先に落下点に入ったため取ろうとして落球してしまう。この2つのエラーが響き、韓国戦敗退。
3回目は3位決定戦でのアメリカ戦。本人はスタメンから外れると感じていたが、星野監督が「名誉挽回のチャンスを与える」としてスタメン起用したのだが、4-1とリードしていた3回、悲劇が再び起きる。ショートとレフトの間に上がったフライは完全にショート中島の守備範囲だったが、「どけショート」と叫びながら強引に取りに行って結局落球した。大事に取ろうと両手で取りに行ったことも落球の原因と話した。
最後はアメリカに敗れ、星野ジャパンは通算4勝5敗となりメダルなしの4位という不甲斐ない結果となった。
本人曰く、失策の原因は追加招集で準備不足だったことや本来の守備位置だったライトではなくレフトを守ったことに加え、「本番に超弱かった」というマイナス思考の強さとしている。
確かに敗因の一つとして3失策は大きいと言えるが、それ以外にも北京オリンピックでの星野ジャパンは、アジア予選を3戦全勝し、出場権を獲得したものの、候補選手のけがや不調が続出し、本戦ではベストメンバーでない状態だったことや監督采配などの問題もあったと言われているので悪いことが重なった必然といえるでしょう。