今夏注目!蚊やマダニから守ってくれる画期的な防虫素材「スコーロン」とは!?
昨年夏、蚊によるデング熱の発症が大騒動になったが、その際注目されたのが「スコーロン」だった。
「スコーロン」とは、アース製薬が開発した気化しにくい防虫剤を、帝人のナノレベルによる接着技術により固着させ生地のことなんです。
これにより、蚊が服にとまったとしても、その瞬間蚊の嫌がる成分が伝わり逃げていくのだという。
しかもこの「スコーロン」は、蚊だけではなくマダニにも効果があるのだ。マダニは致死率も高く、最近では死者も出ているほど。
しかし、スコーロンの服に付いたマダニは逃げることはないものの、半日後に致死状態となっており効果があることが証明されている。
昨年の騒動で注目されたこともあって、今年は前年の3倍も販売されているとか。
その理由はやはり昨年のデング熱やマダニの影響が大きいでしょう。
蚊やマダニの危険性
蚊やマダニで媒介する病気はさまざまあります。
蚊だと、デング熱のほか、マラリアや西ナイル熱が、マダニだとSFTSや日本紅斑熱、ライム熱など危険な感染症が多い。
そんなこともあり、アウトドア用品の販売店を中心によく売れているようです。
洗濯しても効果が落ちにくい
でも、スコーロンの服を洗ったら効果がなくなるんじゃないの?と考える人もいるだろうが、しっかりと固着されているため、20回洗濯しても防虫効果が8割以上持続してくれます。
ただ、洗濯しなくても紫外線や空気に触れることで徐々に効果は低下していくので、着ていないときは直射日光をさけ、タンスにしまっておく方が長持ちするようです。
「スコーロン」は、防虫性能以外にも吸汗速乾性能やUVカット性能もプラスされており、夏にはピッタリなアイテム。
山登りが好きな人、外で仕事をする人、とにかく蚊によく刺される人は、この夏「スコーロン」を着用すると、蚊に嫌われる人になれますよ!