テレビで話題のタイプ分け診断「矢田部ギルフォード(YG)性格検査」とはどういうものか!?
先日、「ホンマでっか!?TV」で話題となったのが、「タイプ分け診断」で用いられた「矢田部ギルフォード(YG)性格検査」という心理テスト。
http://school.athuman.com/206410/
YG性格検査とは、アメリカの心理学者であるジョイ・ギルフォードが作成した質問紙形式の性格検査のこと。それを日本の心理学者である矢田部達郎氏が日本版として作成したことで2人の名前をとって「矢田部ギルフォード(YG)性格検査」と呼ばれている。
この検査は、人間の性格特性を正確且つ客観的に測定してくれるもので、人の性格状態をありのまま測定する検査なのだ。
また、心理学的根拠に基づいた本格的で信頼性の高い性格検査である上に、検査方法はシンプルでコストもかからず専門知識がなくてもできるので、多くの企業の就職試験のなどに用いられています。
この検査によって分けられるタイプは5種類となっています。各タイプの特徴は以下の通り・・・
YG性格検査のタイプ別特徴
【A型】アベレージタイプ(情緒性/行動力:平均的)
- 何事にも慎重でバランスを考えた行動をとる。
- 程よい問題意識をもち、周囲の人の意見に耳を傾け、極端な考え方や行動をせず、常識的で安全な道を選ぶ。
- 人間関係も穏やかで温厚な人物が多い。
- 主体性や個性という面ではやや弱い感じ。
- 強いリーダーシッブを発揮するのは苦手だがまとめるの は上手。
【B型】ブラックリストタイプ(情緒性:不安定/行動力:積極的)
- 現状に対して常に問題意識をもち、強気で積極的な行動をとる。
- 現状に満足せず、常に仕事を改善し、アイデアに富み、 色々なアプローチを試みる。
- 時に、革新性が人間関係にも表れて円満な人間関係を妨げる場合もある。
- アイデアには優れているが、頑固で妥協しない面もある。
- 一般的に人間関係はあまり得意ではなく、一匹狼型が多いが、孤独には強い。
【C型】カームタイプ(情緒性:安定/行動力:消極的)
- 情緒面は安定し、常識的で穏やかな人柄。
- 石橋を叩いて渡るタイプ。
- 人間関係も静かで穏やかな関係を好み、派手なことや、 人前で目立つことは好まない。
- 他人と争うことは好まない。
- マイペースでコツコツと仕事を処理するタイプ。
【D型】ディレクタータイプ(情緒性:安定/行動力:積極的)
- 情緒面は安定し、行動面が積極的。
- キビキビとした行動派で、誰とでも気軽に接し社交的。
- 愛想の良い人が多い。
- 管理者型とも言われる。
- 同じD類でも細かく分析してみると、全員が管理者型とい うわけではない。
【E型】エキセントリックタイプ(情緒性:不安定/行動力:消極的)
- 社交は苦手で行動力はやや欠けるが、頭の回転が早い。
- 生真面目な人生態度と緻密で熟慮的な仕事ぶりが特徴的。
- 情緒面はやや気むずかしく、お世辞がなくとっつき難い人であるが、内面の精神生活は豊か。
- 知性的で、理想主義的な生活態度を好む人が多い。
- 人前は苦手で、目立つことはあまり好きではない。
このように、質問に答えていくと5種類のタイプに分かれるわけですが、企業側が検査したときに好まれるタイプは、D型もしくはA型になります。
なので最近では、就職適性検査の対策本まででているのです。
番組では出演者の検査結果により振り分けがされていた。
A型・・・小杉竜一、おおたわ史絵
B型・・・植木理恵
C型・・・マツコ・デラックス、吉田敬、池田清彦
D型・・・加藤綾子、磯山貴理子、武田邦彦、重太みゆき、堀井亜生、森智恵子
E型・・・明石家さんま、門倉貴史、杉浦義典
以外にも明石家さんまさんは消極的なんだとか・・・
意外な自分を発見できるかもしれない「矢田部ギルフォード(YG)性格検査」を、皆さんも一度チャレンジしてみてください!