「林修の今でしょ!講座」で取り上げられた医学的なお風呂の入浴方法が話題に!
テレビの「林修の今でしょ!講座」において、お風呂の入浴方法が取り上げられ、話題となっている。
それは、医学的なお風呂の入浴方法を実践することで、「睡眠」「体臭予防」「美肌」「疲労回復」「風邪」「ダイエット」に効果があるというもの。
実は、「お湯の温度」「入る時間帯」「何分浸かるか」で医学的に効果が全然違うんだそうです。
では、それぞれどのように入れば効率的なのか?
まず、睡眠ですが・・・
睡眠に良い入浴方法
ぐっすり眠れる入浴法で重要なのは、そのタイミングが重要なんです。
人間は体温が下がると眠くなるのが基本であり、そのことから入浴すると体温が上昇していき、お風呂からあがると体温が一気にさがっていくときの落差が大きいほどぐっすり眠れるんだそうです。
そして、寝るのに最適な体温にまで下がる時間が2時間くらいなので、寝る2時間前に入浴するとぐっすり眠れるそうなんです。
そんな体温の上げ下げをより効率的に行う方法が、体温を上げる際、お風呂で背中をゴシゴシこすり、お風呂に上がった時に今度は体温を下げるために、冷たい水を1杯飲むようにすると良いんだとか!
美肌に良い入浴方法
ほとんどの女性が、湯船に長時間浸かっていることが多いようなんですが、実はそれが美肌には逆効果なんだそうです!
では、どれくらいなのかというと肌に最適な入浴時間はたったの10分!
長時間お風呂に浸かりすぎると、肌の保湿成分が流れ出てしまうのです。すると、肌の水分量が減少し、冬は特に肌荒れに繋がる危険性が・・・!
そして入浴時の温度は42℃という熱めのお湯がいいとのこと。その理由が肌の再生を促すタンパク質「ヒートショックプロテイン」が作られやすいからなんです。
お風呂上りにバスタオルや毛布に包まり、10分間保温することでヒートショックプロテインが増えるそうなんです。
ただ、毎日やると逆効果なんで週に2回程度が目安なんだとか。
さらに、美肌効果をもたらすのに効果的なのが「足の裏をゴシゴシ洗う」というもの。ツボを刺激することが良いそうですよ!
ダイエットのための入浴法
ダイエットで重要なのが、入浴するタイミング!
食事をとると血液中に糖や脂肪が増えるんですが、それをそのままにしておくと中性脂肪として蓄積されてしまう。
なので中性脂肪になる前に入浴することで糖や脂肪をエネルギーとして燃やしてしまうことで蓄積を防いでしまうわけです。
ダイエット効果のある入浴方法による3つのポイント
- お風呂は食事の1時間後に入る・・・中性脂肪として蓄積する前に入浴でエネルギーとして消費する
- 浴槽の中で自転車こぎ運動する・・・水圧の中で下半身の筋肉を動かすことでカロリー消費が大きくなるので、1分間程度でも効果が期待できる
- 浴槽の中で氷水を飲む・・・冷たい水を飲むと体内で体温近くまで温めようと多くのエネルギーを使うためより冷たい水の方が良いそうです。
体臭の予防のための入浴方法
体臭で一番きついとされているのが、寝てる間に出た皮脂と脂が混じってでる体臭なんだそうです。
体臭予防のための入浴法による2つのポイント
- 朝に熱いシャワーを浴びる・・・熱いシャワーで寝ている間の皮脂を落とし、汗と混ざるのを防ぐ。
- 首の後ろを入念に洗う・・・においの原因となる皮脂が首の後ろから多く出ているのでしっかり洗う。
疲労回復による入浴方法
乳酸は疲れがたまると出てくるのだが、その乳酸は肝臓に運ばれ、今度は体を動かす原料となるグルコースという物質に変化するんです。
グルコースは不足すると、疲労を感じやすくなるため、必ずしも乳酸が悪いというわけではなく、乳酸は疲労回復には必要な物質ということになります。
ただ、血流が悪いと乳酸は筋肉にたまって疲労感が抜けないので、疲労回復には血流を良くすることが必要となる。
疲労回復に良い入浴方法のポイント
- 熱い冷たいの繰り返し・・・42℃のお湯に3分入浴し、その後20℃の水に20秒手や足をつける。これを2回繰り返す。これにより血管が収縮し乳酸を肝臓に届けやすくなる。
- 炭酸風呂・・・食用の重層とクエン酸を利用した炭酸風呂に入ることで、炭酸が皮膚から吸収されるのだが、その際血中に二酸化炭素が入るため酸素不足と勘違いし血管を拡張させる効果がある。
風邪の時に入浴する方法
38度以上の高熱があるとき以外で、風邪の引きはじめや治りかけの時はお風呂に入っても問題ないそうです。
また、入浴することで体温が上がり、免疫力が増すため、ウィルスなどの活動が弱まり、感染しにくくなるのだとか。
風邪をひいたときに良い入浴方法のポイント
- 40℃のお湯に10分、ハッカ飴を舐めながら湯気を吸いこむ・・・免疫力向上とたんが出やすくなるため風邪の治りが早くなる。