フェンシング世界選手権で太田雄貴選手が初の金メダル獲得！！

16日、フェンシングの世界選手権において太田雄貴選手が男子フルーレ個人で初の金メダルを獲得した！

この大会では、準々決勝で、2012年ロンドン五輪金メダルの雷声（中国）に破りメダル獲得を決め、その後の準決勝ではゲレク・マインハート（米国）を15―9で、決勝ではアレクサンダー・マシアラス（米国）を15―10で破っている。

強豪をなぎ倒し、日本選手が五輪を含めて世界大会で優勝するのは初となる快挙を成し遂げたのだ。

しかし、太田選手の功績は今に始まったことではない。

滋賀県大津市出身の彼は、小学校3年生からフェンシングを始め、小中学生時代共に全国大会を連覇。高校時代には史上初のインターハイ3連覇を成し遂げ、高校2年生のときには全日本選手権で優勝するほど、昔から凄い選手だった。

2006年のアジア競技大会で、2005年の世界選手権2位の張亮亮（中国）を破る大金星を挙げ、その後も勝ち続けフェンシング男子フルーレ個人では1978年バンコク大会以来28年ぶりとなる金メダルを獲得。

2008年、北京オリンピックフェンシング男子フルーレ個人に出場し、日本フェンシング史上初の五輪メダルである銀メダルを獲得。

この大会で太田が銀メダルを獲得するまでは、フェンシングは1896年の第1回アテネ五輪で正式競技に採用された8競技の中で、日本が唯一五輪メダルを獲得していない競技だったのです。

2009年には日本選手で初めて国際フェンシング連盟ランキング1位となっている。

2012年、ロンドンオリンピックでは、日本史上初となる団体銀メダル獲得を牽引した。

これだけの功績がフェンシングの普及にも繋がっていることを考えると太田選手の活躍は計り知れない影響を与えている。

それに、日本のオリンピック招致にも貢献してるしね！

しかし、これだけ頑張っているにも関わらず、まだまだ日本ではマイナー競技と見られている。今回の快挙ももっといろんなテレビや報道で取り上げて盛り上がるべきことなのに・・・

今の日本はほんとうに貢献している人が報われにくい国になってしまっているので、もっと貢献している人が報われる国になってほしいものです。