新たな電王戦は叡王戦覇者のプロ棋士が最強のコンピューター将棋ソフトに挑む1対1の勝負！
前回の電王戦FINALで終了と言われていた、プロ棋士とコンピューター将棋ソフトとの戦いが復活する。
その前哨戦といわれるのが、「叡王戦」なのだ。
今までの電王戦は挑戦者を日本将棋連盟が決めていたのだが、新たな電王戦はまずプロ棋士が自主的にエントリーを行い叡王戦に参戦しトーナメントを勝ち抜かなければいけないのだ。
全現役プロ棋士159名が対象となり、出場棋士は段位別予選と本戦を勝ち抜いて優勝を目指すのです。
本戦へ進めるのは、16名（四段：1名／五段：2名／六段：2名／七段：2名／八段：3名／九段：6名）となっている。
初戦は6月20日開幕戦の九段予選トーナメント1回戦からとなる。
- 段位別予選：9月下旬まで
- 本戦：10月中旬～11月下旬
- 決勝三番勝負：12月
参戦しなかった棋士は、羽生善治四冠、渡辺明棋王を含む5名のプロ棋士となっている。
そして、同じくコンピューター将棋ソフトにも「将棋電王トーナメント」という戦いがある。
コンピューター将棋ソフトもプロ棋士と同じようにトーナメントを行い優勝ソフトを決めるのです。
- 日時：2015年11月21日（土）～23日（月）
- 会場：芸能花伝舎（西新宿）
2つのトーナメントで優勝したものが、2016年春に開催される第1期電王戦に出場できるという流れになるのです。
電王戦の戦いは先手・後手を入れ替えて、2日間の2番勝負で戦う。
ということで、新しい電王戦は一番強いプロ棋士と一番強いコンピューター将棋ソフトがガチンコで戦うというものに変わったので益々楽しみな戦いとなるでしょう。
