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理研自体が小保方晴子氏という研究者を生み、不祥事を招いた張本人!

STAP細胞論文の問題で小保方晴子さんはよくも悪くも一躍時の人となったわけです。

 

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しかし、研究不正や虚偽などの疑いから論文は撤回されることなり、STAPの真偽は不明のまま忘れ去られようとしています。

 

 

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そんな中、小保方さんは理研を依願退職することとなったわけですが、理研が退職した小保方さんに対してあろうことか、懲戒解雇の処分を発表したのです。

 

私は、小保方さんが批判されることも仕方がないとは感じます。実際に私は真相がわかりませんが、医療の発展を考えて研究されていたのであれば、第三者が再現できないものでは意味がないし、そのような不安定なままに論文を発表してしまったことは追求されるべきことと思いますので・・・

 

しかし、小保方さんは個人の研究として行っていたのか?

 

そうではなく、理研の客員研究員として研究をしていたわけです。

 

一般の会社とは異なるでしょうが、小保方さんの勤めていた理研にはなぜ責任が及ばないのか?

 

小保方さん一人にすべての責任が及んでいるように感じるのは私だけか?

 

なぜそう感じるかといえば、今回の依願退職後の懲戒解雇だけではなく、論文に掛かった研究費用の返還請求を理研から検討されていたり、ES細胞に関する窃盗罪や偽計業務妨害罪の刑事告訴も検討されている。

 

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あたかも、部外者の行った犯罪のように・・・

 

ES細胞に関しては、事実であれば仕方ないことかもしれないが、研究費の返還はどうなのでしょうか?

 

どこまでも、個人に責任を転化し理研は幕を引こうとしている。

 

責任ある役職であった小保方さんにも責任はあるが、それよりも高い地位にあるものや会社自体にはもっと重い責任があると私は思っています。

 

何故なら、その研究を監視、監督し止めることや実行すること、検証し世に発表すること全ての最終決定は会社であり、もっと上の人間が判断しなければいけないし、その判断に責任を負わなければいけないからだ。

 

会社はそこまで責任を終えるわけないという人もいるでしょう。でも、だからこそ研究内容やその個人を選択することにもっとも慎重にならなければいけないのです。

そしてそれが間違っていたのであれば当然、責任も発生する。

 

よく、下の者に任せて責任を持たせることが成長に繋がると考え、全てを任せる上司や会社はあるし、それ自体が悪いわけではない。

 

しかし、それには前提が必要です。それは、最終的にでた結果に対し、会社や上司が責任を負うというものです。

 

その人自体を選び、全てを任せたものが一番の責任を負わずして、良いものなど生まれないと思うからです。

 

だから、小保方さんを含む今回の騒動はすべて理研が生んだものだといえる。

 

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このように責任をすべて小保方さんに負わせるようなことをしている理研からは、今後素晴らしい研究員は出てこないでしょう。