日経平均18000円に到達もまた押し戻される!今後の日本市場はどうなるか!?
日経平均18000円回復
日経平均が昨年の12/8以来の18000円台を付けたが、今回もここから抜け出せず利益確定売りに押されてしまった。
18000円を付けれた一番の要因は、為替です。
ドル円が120円台を回復したのが大きいが、こちらも120円台から日銀の報道や米1月小売売上高が連続して減少したことが要因で、118円台まで押し戻された。
今後の展開はどうなる!?
だが、最近では主要イベントが通過したことで、国内需要に注目されつつあるため、国外のマイナス要因にも底堅くなってきている。
そして、ギリシャやウクライナの問題も解決したわけではないが、一旦落ち着きそうな兆しもみせていることから、上昇基調となっている。
米国では、発表される指標ごとに利上げ時期の思惑が前進したり後退したりを繰り返していることで、ドル円が上下に揺さぶられながらも120円まで持ってきていることも好感できる。
米小売売上高が原油安の影響があったにも拘らず、伸び悩んでいることは困りものだが、遅かれ早かれ利上げは実行されるのですから円安傾向が続く可能性は大きい。
日本としては、利上げ時期が織り込まれながらドル円が120円近辺をもみ合いながら進んでいくのがベストだが、ユーロ圏の情勢は先行きがまだ見えない分ユーロ円の変動がドル円の重しになるかもしれません。
長期的には緩やかに上昇していくでしょうが、短期的には急激な上げ下げがまだありそうですので、注意が必要でしょうね。