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「地域ブランド調査2015 45都道府県魅力度ランキング」でまたも茨城県が最下位に!

ブランド総合研究所が毎年行っている「地域ブランド調査2015 45都道府県魅力度ランキング」が発表され話題となっている。

 

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この魅力度ランキングは、都道府県のブランド力を評価した指標を魅力度としてランキングしたもので、2006年から実施されている。

 

ではさっそくどの都道府県がランキング上位なのか見てみましょう!

 

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魅力度(都道府県データランキング)

 

これを見てみると、毎年北海道が1位で京都が2位と変わらず魅力度が高いことが分かる。

 

また、九州勢が強く、20位以内に長崎県(6)、福岡県(7)、宮崎県(13)、熊本県(17)、鹿児島県(20)となっている。特に長崎県は昨年の10位から4ランクアップし、福岡県を抜いた。

 

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九州が全体的に魅力度が高いのかというとそうでもない。

 

大分県は31位で佐賀県に至っては46位とワースト2位になってしまっている。同じ九州でもこうも違うとなぜかと思ってしまう・・・・

 

では、この魅力度というのはどうして決められているのか?

 

調査はインターネット調査により行われ、計77項目の質問が用意されている。

 

そこで大きく分析されるのが、居住意欲度「住んでみたい」、観光意欲度「行ってみたい」、食品購入意欲度・食品以外購入意欲度「買ってみたい」の3つの側面。

 

2007~2009年までは、居住と観光である「住んでみたい」「行ってみたい」という点が「地域の魅力」と強い相関関係があった。

 

しかし、2010年以降は居住の部分が減り、観光意欲度「行ってみたい」という部分が大きく魅力度に反映しているようです。

 

そこできになるのが、ほとんど毎年最下位の茨城県だ。

 

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http://www.489.fm

 

茨城県は何故「行きたい」「住みたい」とならないのか?

 

実は茨城県は、全地域からそう思われているわけではない。関東居住者だけで見ると魅力度は38位なのだ。

 

では、どこで苦戦しているのかというと、近畿や中国四国、九州の居住者による評価がいずれも最下位を付けているのです。

 

ということは、茨城県の魅力を南側の居住者にアピールすることでもっと順位を上げることができるわけです。

 

こういった地域ごとに弱点を見つけ出し、今後の魅力アップに繋げる意味でも、この「魅力度ランキング」というのは意味のあるものだということが分かります。

各都道府県の特産品