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「子どもがトイレを流さない理由」という記事が話題に!ごきげん力とは一体どういうことか!?

子どもがトイレを流さない理由を知り反省」という記事が話題を呼んでいる。

 

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これは、元吉本興業のマネージャーをしていた、大谷由里子氏が良いことも悪いこともある中で如何にごきげんに過ごせるかという「ごきげん力」というものの話の中で出てくるひとコマなのです。

 

幼稚園の先生が、子供がトイレをした後、流さないことので怒ったのだが、子供はキョトンとしながら、「どうして流さないの?」と聞いたそうです。

 

実はその子供たちのマンションのトイレには、自動で流れる機能が付いており、子供にとってはそれが当たり前になっていたのだそうです。

 

なので、それを知った先生は、そんなことを知らないまま、怒ってしまったことに反省したのだという。

 

また、違う話では「最近の若い子たちは、メール一本で簡単に会社辞めますとかいう」「なんでもメールで済まそうとしてほしくないよなぁ」といったときに、講師の一人が「彼らは悪気も何もないよ。それが当たり前だと思っているよ。」といった。

 

何故なら、彼らは、就活で必死にエントリーシートを書いて、企業説明会に行って、頑張ってアプローチしても、メール一本で落とされる経験をしているのだから、メール一本で休んだり会社を辞めたり悪いことだと思うはずないじゃないですか」といったのだ。

 

「原因は私たち大人が作っていた。」と気づいたという話。

 

これについてはさすがに違うだろと感じてしまう・・・

 

こういう価値観の形成も考えられなくはないが、大前提として立ち位置が違いすぎるということと、就活での結果をメールで受け取るというのは周知されている決まり事であり、そういうシステムなのだ。

 

しかし、メールで休みを伝えたり、辞めたりするのは会社として認められていることではなく、勝手に考えてやっていることだ。

 

しかも、子供ではないし、就活しているみんなが同じよう価値観でやっているわけではない。

 

ただ、こういうメールというツールを使って社内でもコミュニケーションをとる時代であることは確かであり、そういう時代だからメールを使うことが当たり前になっているのは事実だ。

 

だから、そういう価値観になってしまっているというならわからなくもない。

 

これにはいろいろな意見があるようで、「なるほどと思った」などの肯定的な意見もあれば、「何故こちら側が譲歩しなければいけないのか?」「悪い価値観は悪いんだからそれに反省しているのはおかしい」などの否定的な意見もあった。

どちらの意見も間違ってはいないが、そもそもこの記事に関しては、自分が毎日ごきげんに過ごすためには価値観の違いを理解したほうがいいよということを言っているのであって、「トイレを流さない子供」や「メールで会社を辞める」などの価値観を肯定しているわけではないと思う。

 

いずれにしても、怒る事には反省してもいいが、だから仕方がないということではなく、それをしっかりとわからせてあげることが重要なのだと思う。

 

確かに、人と自分の価値観は生きてきた状況などに影響されることが多いのは事実。それに、自分が正しいと思い込んでいることも周りから見ると間違っていると思われていることだってあるだろう。

 

人の価値観の違いで自分がイライラしたくなかったり、ご機嫌に過ごしたいと思うのであれば、その価値観を理解し受け入れるか、もしくは明らかに間違っているのであれば正しいことを教えてあげるしかない。

 

それでも、その人が理解しないのだとしたら、そこまでなので自分がごきげんでいたいなら、自分がその価値観を受け入れるか、無理なら付き合わない方がよいのかもしれない。