人気の高速バスWILLEREXPRES（ウィラーエキスプレス）が衝突事故！高速バスは危険なのか？

14日の午前3時15分ごろ三重県四日市市の東名阪下りでWILLEREXPRES（ウィラーエキスプレス）のバスと大型ダンプカーが衝突する事故が起きた。しかし、死者はでていないので良かった。

MSN Japan (@MSNJapan) | Twitter

ウィラーといえば、快適なバス移動を提供してくれる人気の高速バスだけにショックが大きかったようだ。

ホテルラウンジのような贅沢シートやテレビ・ゲームなどが楽しめるシート、個室型のシートなどが特徴で、今まで長距離バスのイメージを払しょくしていることが人気の秘密となっている。

安全にも配慮しており、ISO39001 （道路交通安全マネジメントシステム） 認証を取得していたり、ドライブレコーダーを設置し、車内外の撮影用カメラ5台と共に走行データ（速度，加速度，位置情報など）を監視したりと取り組みはかなりやっていたようだ。

しかし、今回のような事故は起きてしまった。だからといって、中々事故を100％無くすというのは難しい。

ちなみに、ウィラー自体は運行業務を直接しているわけではなく、業務を委託しているのです。

今回のバスはウィラーの看板を背負った、ロウズ観光という会社が実際には運行業務をしていたので、そこの運転手が事故を起こしたということ。

しかし、ウィラーにも責任は出てくるでしょうが・・・

ただ、今回ウィラーが事故を起こしたことで、安全でないというのは少し違うような気もする。

その理由は、統計でみるとよくわかる。

高速バスだけの統計は難しいので乗合バスのカテゴリになるが、平成25年の乗合バスの事故件数は約2500件あった。

乗合バスの走行距離が全体で年間約30億キロ程度なので、事故に遭遇する確率は、東京－大阪間（500キロ）を年間1200回往復して1回事故に合うかどうか（約0.0008％）というレベルなんです。

あくまでも乗合バス全体で独自の統計なのでだいたいのものになってしまうが、これを見て危ないとなるのだろうか？

飛行機や新幹線から比べると事故は多いのかもしれないが、価格の問題を考えると非常にリーズナブルで遠くにいける乗合バスを選ぶ人はまだまだ多いように思う。

また、バスが危険だと飛行機や新幹線を選んだとしても絶対に事故が起きないとは限らないのだからあまり恐れることではないでしょう。