7月1日8時59分60秒が追加される!うるう秒で金融市場やサーバーに混乱も!
うるう秒の調整がまもなく行われようとしている。
うるう秒は、時間を測定する技術の進歩により原子時計で正確な時間が測定できるようになったのですが、地球の自転(天文時)は不規則なためそこに時間の差が生まれるのです。
そこで、その差を埋めるため今回、2015年7月1日(水)午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に8時59分60秒を追加するのです。
たった1秒ですが、近年は原子時計によって情報ネットワークやサーバー、コンピューターが運用されているため、混乱も予想されている。
前回2012年7月1日にうるう秒の調整が行われたが、その際桜インターネットのサーバーにおいて不具合が発生している。
実は、何度かうるう秒による調整は今まで行われてきていたのですが、今回のように平日に行われるのは初となるため、金融市場などへの影響が懸念されているのです。
世界では株式取引や通貨、商品先物などが電子商取引により行われており、時刻が同期されていない場合は不具合が予想されるため注意が必要です。
いつもはたったの1秒ですが、今日だけはもっとも重要な1秒となるのです。