サッカー日本代表はイラク代表に4-0で快勝!セルジオ越後氏は試合内容に苦言!
昨日、キリンチャレンジカップで日本代表はイラク代表に4-0で快勝した。
参照:時事ドットコム:サッカー日本代表 ハリルJAPAN 写真特集
この勝利に喜んだ人は多いだろうが、一人苦言を呈している人がいた。
それは、サッカー界の辛口コメンテーターでしられているセルジオ越後氏だが、昨日のイラク戦でも批判を口にした。
相手がひどかったね。走らないし、強さもないし、こんな試合をやる意味があるのかな?
イラクはお金がもらえて、日本で試合ができて帰るだけなんだから。本番で対戦したらイラクはもっと目の色が違う。今日はイベントであって、強化試合ではない。こういう試合を4年間やって、お金稼ぎをしてW杯で勝てない、この繰り返しだよ。
アメリカやオーストラリアは欧州に遠征して試合をしている。せっかくのフレンドリーマッチデーなんだから、日本もアジアレベルの国とやるのではなく、強豪国を呼ぶなり、外に出て試合をやらなきゃいけないよ。
ハリルホジッチは『2015年は一つも負けない』と言ったけど、誰が監督をやっても勝てるような相手としか試合がない。マッチメークをしている人間の責任だよ。僕だって強豪国とやって、いいプレーを見せてもらって、日本の成長を褒めたいけど、こんな試合ばかりじゃできないね。
柴崎や宇佐美たちには期待しているんだよ。彼らのためにも、ちゃんとした相手を連れてこないと成長につながらないね。
参照:サッカーキング
上記のような内容を『サッカーキング』の取材で応えている。
セルジオ越後氏は、おそらく日本代表に強くなってほしいから辛口なコメントが多いとは思う。
しかし、監督経験のないセルジオ氏が言うと、必ずしも受けては素直に聞けない部分がある。(日本サッカー協会の監督人選などで批判をしてるからなれないのか知らないが・・)
昨日の試合に関しては、以前から決まっていたことであり、ハリルホジッチ監督のせいではないでしょう。
しかも、まがりなりにもイラクはアジア杯4強であり、そこまで弱いチームではなかった。しかし、主力4人が欠場し、長距離移動ということでのコンディションの悪さもあったことが大きく影響し、力を発揮できなかったといわれている。
それは、相手チームのチーム状況によるもので、日本はどうしようもないことだ。
イラクもアジア2次予選に向けて不甲斐ない試合はできないはず。だから、批判するのであれば、今回に限ってはイラクを責めるべきでしょう。
ハリルホジッチ監督も試合後、「まだまだ私の理想には遠い」と語っており、もっと厳しくするともいっている。
選手たちも、この試合の4点は相手がよかっただけだと感じているでしょうしね。
ただ、セルジオ氏の言っていることも理解できる。今後は、欧州などの遠征も増やし、強豪国とあたることは重要だし、そうでなければ前回のW杯の二の前になるでしょう。
いずれにしても、セルジオ氏にはW杯ロシア大会アジア2次予選である16日のシンガポール戦で不甲斐ない試合だったら、思いっきり批判してほしいですね!