WWDCで発表されたAppleの新たな音楽サービス「Apple Music」とはどういうものか?
Appleは日本時間6月9日の午前2時、AppleのイベントWWDC(Worldwide Developers Conference)で新たな音楽サービス「Apple Music」の詳細を発表した。
6月30日に100以上の国でサービスを開始するというApple Musicとは、どういうものか?簡単に見てみよう!
今回のサービスには、大きく分けて3つの特徴がある。
革新的な音楽サービス
3000万曲以上の音楽から好きな音楽を聴くことができ、過去に購入した音楽やストリーミングライブラリ上の音楽もiCloudを介して利用可能となる。
また、「For You」という機能により、ひとりひとりにピッタリの曲を厳選して表示してくれるうれしい機能も・・・
24時間聞けるグローバルラジオ
ラジオ機能「Beats 1」は毎日24時間、ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンからライブオンエアするラジオステーションで、最新の音楽情報が聴ける。
アーティストとファンを繋ぐサービス
新機能「Connect」は、アーティストひとりひとりの専用ページが用意されており、そこでアーティストはいろんなことを表現し、ファンと共有することができる。
ファンは、そのページを「シェア」したり、「コメント」したり、「いいね」したりできる。
これらのサービスは、有料となっており、料金は月額9.99ドル(約1200円)となっている。
対応デバイスは、iOS、watchOS、Mac、Windowsパソコンとなっており、今秋にはApple TV、Androidにも対応予定となっている。
要は、今までのiTunseのように1曲○○円というものから、月額で聴き放題のサービスへ移行していくということですね!
最新iOS9の機能向上
この日は、同時に期待のiOS9の詳細についても同時に発表された。
次期iOS9では、iOS8からの機能向上や新機能の追加などの説明がされた。
Siriの機能向上やレスポンスの向上などいろいろなものがある中で、大きく3つの点をご紹介しよう。
Mapに乗り換え案内機能が!
まずは、Mapに乗り換え案内機能が追加されます。
「Proactive」によるインテリジェンスの向上
2つ目は、ユーザーの行動や興味を学習する新アシスタント「Proactive」によるインテリジェンスの向上による学習能力がアップしたこと。
例えば、いつも同じくらいの時間に、同じ場所で、同じ音楽を聴いているとそれを学習し、同じ時間に同じ場所でイヤホンを指しただけで、いつもの音楽が表示されるようになる。要は、いつもの行動パターンを学習しておススメの音楽が変わるということです。
カレンダーの予定している約束の時間を逆算し、いつまでに出発したらよいか教えてくれたり、知らない番号から電話があった時、それが誰なのか推測したりもするようです。
iPadにマルチタスク機能が!
3つ目は大きな変更点ですが、iPadのマルチタスクが可能となったこと。
今までは、一つのアプリしか操作できなかったが、iOS9では2つのアプリを同時に画面上に並べて操作できる機能「Slide Over」が追加される。他にも、アプリを使いながら動画を見たり、メールしたりできるようになるそうです。
アップデートに関してですが、iOS9では、iOS8アップデート時に問題になった、容量過多が解消され、1.3GB程度になるようです。
また、アップデートの時期は今年秋になるようです!iPhone 6Sのタイミングになるのかどうか気になるところですね。