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梅雨の季節は食中毒や感染症に注意!アニサキスとレジオネラ菌の恐ろしさとは?

この季節になると気になるのが食中毒と感染症。

 

今回は、アニサキスという寄生虫の食中毒とレジオネラ菌の感染症の恐ろしさをご紹介!

 

 

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アニサキス

アニサキスについて

アニサキスとは寄生虫の一種で、サバやサンマ、イワシ、イカなどに寄生している。一般的に魚介類の内臓に生息しているアニサキスは、新鮮なうちに内臓を処理してしまえば問題ない。しかし、鮮度が落ちてしまうと話が変わる。

鮮度が落ちた魚介類のアニサキスは、内臓から筋肉に移動すると言われており、内臓を取ったからといって安心できないのです。

 

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アニサキスの予防法

だから、食中毒を予防するには・・・

  • 新鮮なうちに、内臓を取り除いてしまう。
  • 70℃以上の加熱で瞬時に死滅するのでしっかり加熱する。
  • 低い温度にも弱く、-20℃で24時間以上冷凍すると死滅する。

 

これらを実施すれば問題ない。

 

アニサキスの症状

では、食中毒になってしまったらどんな症状がでるのか?

寄生虫が胃か腸にとどまることで食中毒を起こすのだが、その場所により発症時間が異なる。

  • 2~8時間後に、激しい腹痛、吐き気、嘔吐を生じた場合は、胃アニサキス症になります。
  • 10時間後以降に、激しい腹痛や腹膜炎症状を生じた場合は腸アニサキス症となります。

 

治療はどうする?

  • 胃アニサキス症の場合は、内視鏡により直接寄生虫をつまみ出すとすぐに治まります。
  • 腸アニサキス症の場合は、直接つまみ出すことができないので、対症療法になります。アニサキスは人体中に1週間程度しか生きられないので対症療法で問題ないのです。

 

とりあえず、魚料理を食べたあとに症状が出た場合は、アニサキスを疑ってすぐに病院に行くようにしましょう!

 

レジオネラ菌

レジオネラ菌は、もともと水辺や土壌に生息している「細菌」の一種。

最近では、温泉や公衆浴場で感染が多い。その理由は、空調設備の冷却塔水や循環式浴槽水、給湯器の水などに生息しているバイオフィルム(生物膜)などに寄生し増殖することが原因となっているんです。

 

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しかも、一般的な最近よりも高い温度(39℃前後)を好み、増殖することからお湯の温度が最適なんです。

 

しかし、レジオネラ菌の感染は、そのお湯を飲んだからといって感染するわけではありません。

 

湯気やシャワーなどの蒸気や霧状となったものを、呼吸により肺に入れてしまうことで感染するのです。

 

レジオネラ菌の症状

症状は、2~10日の潜伏期間の後、初期症状として高熱や、咳、頭痛、筋肉痛などが起こる。

 

その後進行してしまうと、下痢や胸の痛み、意識障害など重症化し、最悪の場合死亡する可能性もある。(死亡率は30%)

 

レジオネラ菌の予防と治療法

ただ、予防法はいたって簡単で、常に浴槽や配管などを頻繁に清掃し、バイオフィルムを発生させないこと。

 

治療は、抗菌薬などを投与することで死滅させる。

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