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主審の誤審だった!?巨人が不運なサヨナラ負けをした「インフィールドフライ」とは?

5月4日の広島対巨人の一戦でインフィールドフライを巡って、珍しい事件が起きた。

 

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最初に知らない人のためにインフィールドフライについて解説しておこう。

 

 

インフィールドフライとは?

インフィールドフライとは、無死もしくは一死で、走者が一、二塁か満塁の状況において、打者が打ったフェアフライを内野手が通常の守備で容易に補給できると判断したときに審判が宣告するもので、宣告されると打者はその時点でアウトになる。フェアウェイゾーン内でフライとなった場合に宣告されます。

この場合、走者は通常のフライアウト同様にタッチアップの義務が生じる。ただ、インフィールドフライにより打者は即アウトなるが、野手が落球した場合の走者は離塁しても進塁しても構わない。

この場合、野手は進塁する走者をアウトにする場合、フォースプレイ(ベースを踏んでアウト)ではアウトにはならず、タッチプレーが必要となるのです。

 

これ踏まえて、この珍プレーを見てみよう!

 

サヨナラ負けの経緯

それは、同点で迎えた9回、1死満塁で広島打者小窪の場面でその事件は起きた。

 

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打った球は、本塁の前の飛球となったことで、二塁塁審と三塁塁審はインフィールドフライを宣告した。

 

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この場面では、スクイズも警戒し前進守備していた一塁手のフランシスコと三塁手の村田が突っ込んできてお見合いする形となりフライを取れなかった。

 

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通常、この状況はインフィールドフライであれば、フライを取っても取れなくてもアウトなんですが、この場面では村田とフランシスコの一番近くにいた主審はインフィールドフライのジャッジをしておらず、通常のインプレーと勘違いしているようだ。

 

後で、審判団の説明にもあった通り、ファールかフェアーかの判断をしようとしたため、混乱したと説明している。

 

でも、二塁塁審と三塁塁審は判断できてるし、さすがに落ちる瞬間には判断できるだろ!

 

現に、主審はインプレイとしてフェアーのジャッジをしており、フランシスコが本塁を踏んだ後、主審は三塁走者のアウトを宣告している。

 

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そら、野手間違えるわな。

 

どう見てもインフィールドフライでありながら、主審はその宣告を一切していないのだから・・・

 

しかも、広島の3塁走者も主審のジャッジを見て本塁に走っている。

 

インフィールドフライなら走らない場面だ。もしこれで巨人野手が走者をタッチしていたらゲッツーでチェンジとなっているのだから、普通そんなリスクはとらない。

 

両チームとも主審に振り回されたのだ。

 

結局、協議の結果、インフィールドフライが認められたことで、フランシスコが走者にタッチしていないため、呆気なく本塁セーフで巨人はサヨナラ負けとなった。

 

まぁ、そもそもフランシスコが突っ込み過ぎて村田の邪魔してるし、キャッチャーはもう少し周りの状況把握して支持すべきだし、巨人の守備の悪さもあるがね。

 

主審と巨人内野手には、反省が必要ですね!