ガラケー生産終了で従来型携帯はもう使えないのか?次世代の「ガラホ」に移行へ!
ついにガラケーがなくなる!?という報道で反響がでている。
国内各社メーカーが2017年以降、従来型携帯電話(ガラケー)の生産を中止することが報じられたためだ。
今までガラケーの操作性を好んで、利用していた人たちにとってはショッキングなニュースとなった。
しかし、厳密にはガラケーがまったくなくなるわけではない。
メーカーは今までガラケーに関しては、独自のOSを搭載していたのだが、それを止めてAndroid OS(ガラホ)に統一するということだ。
だから、折りたたみやボタンなどの外観はそのままで、OSが変更された新商品はこれからも生産される。
既に、auではAndroid搭載の「ガラホ」が販売されている。
では、OSがAndroidに変わることでどのようなメリットとデメリットが出てくるのか「auの新機種AQUOS K SHF31」で見てみよう!
参考:AQUOS K(アクオスケー) SHF31 | ケータイ | au
まずメリットとしては・・・
- 今までの3Gから、進化した高速データ通信4GLTEが利用できるようになることで、通信速度が圧倒的に速くなり、よりたくさんのデータを一度に送受信できる。
- スマホと同じようにアプリが利用できるので、今までできなかったゲームやLINEなどを利用できるようになった。
- 1.2GHz クアッドコアのCPUが使われることで、処理速度が約4.3倍に向上したことで、WEBや動画視聴も快適に実行できる。
- Wi-Fi対応だから、家の中や外出先のWi-Fi環境でができてる。
メリットとしては、今まで馴染みのある形状はそのままで、操作性はそんなに変わらないという安心感がありながら、スペックが向上したことで、スマホと同じようにアプリやWEBブラウザが利用できるということ。
では、従来型と比べてデメリットがあるのかといえば、多少は出てきます。
- 今までのガラケーのウェブブラウザ(EZwebサイト)が見れなくなる。
- 今まで使っていたコンテンツが引き継げず、利用できなくなる。
- スマホと同じWEBブラウザとなることで、ボタンだけでの操作ではなくなったことで、使いにくく感じる。
- データ通信が変わることで契約するプランも変わるので、料金が高くなる。
ちなみにauの料金で見ると・・・
従来型3Gケータイ(通話とネット利用時)
- 基本使用料・・・電話カケ放題プラン 2200円/月(24h国内通話かけ放題)
- データ定額サービス・・・データ定額 3500円/月
- インターネット接続サービス・・・EZ WINコース 300円/月
合計 6,000 円/月
これが、4GLTEケータイになると主に2種類のプランになる。
◎4G LTEケータイ(カケホとデジラ)
- 基本使用料・・・電話カケ放題プラン 2,700円/月(24h国内通話かけ放題)
- データ定額サービス・・・データ定額5(5GB) 5,000円/月
- インターネット接続サービス・・・LTE NET 300円/月
合計 8,000 円/月(データ定額2GBの場合は6,500円)
◎4G LTEケータイ(従来のLTEプラン&LTEフラット)
- 基本使用料・・・LTEプラン 934円/月(1~21時au携帯同士国内通話無料)
- パケット通信料定額サービス・・・LTEフラット 5,700円/月
- インターネット接続サービス・・・LTE NET 300円/月
合計 6,934 円/月
参考:3Gケータイ 料金・割引プラン | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
若干、ブラウザが異なることから操作性が少し変わるのと料金が高くなる可能性があるため、WEBをあまり利用しない高齢者の方などは、デメリットの方が大きくなるかもしれません。
まぁとりあえず、2017年以降に携帯を購入する人にとっては従来の携帯が買えなくなるので影響があるかもしれません。
しかし、今現状ガラケーを使っている人や今から買おうとしている人は、2017年以降も利用できるわけだから、従来型が良いと思うのであれば、機種変更せずそのまま持ち続けるか、今のうちに購入しておくことをお勧めします!