三重県で「地鳴り」が発生!地鳴りと大地震の関連はあるのか?
先日、三重県で起きた出来事が話題になっている!
その話題とは、「地鳴り」だ!
地鳴りが起きたとされるのは、4/11の深夜~4/12未明にかけてで、どうも三重のところだけで起きている現象のようだ。
「東海地震が起きるのでは?」とTwitterを中心にネット上では、騒ぎとなった。
本当に東海地震の予兆なのか?
その前には、茨城県で150頭以上のイルカが打ち上げられていたため、余計に不安を増大させるものとなったのです。
しかし、イルカの打ち上げも科学的に立証されたものではなく、専門家も海水温の高い場所に移動している際に入り込んでしまったのでは・・・という意見だったので地震と直接結びつける根拠がないのです。
また、「地鳴り」に関しても、これから起きる前兆という捉え方はしないようです。
「地鳴り」とは、地震の震動が音として聞こえる現象をいいます。
地鳴りは、震源が浅いときに起きることが多く、そのメカニズムは地震波のP波が音と同じ性質を持っており、それが数十ヘルツ以上のもののときに、空気中に出ると人間に聞こえる音として伝わるのだとか。
ということは、地鳴りがあった場合は、通常数秒~数十秒の間に地震が来ることになるわけです。
だから、その間に大地震が来ないのであれば、その先の予兆という捉え方はしないということです。
だから、東海地震との関連性はまったくなく、不安になる必要はないのです。
ただ、気になるのは、地鳴りが2.3回聞こえた人や、揺れたという人もいるようですが、気象庁は、その時地震を感知していないので、震度1以下のものだったのか、何だったのか疑問が残ります。
とにかく、「地鳴り」があった場合は、地震の予知ではなく、すぐに地震が来ると思い行動したほうがよいでしょう。