アシックスが海外で人気の秘密は「オニツカタイガー」にあった!
日本のシューズメーカーで有名なアシックスですが、日本で人気のシューズと言えば、ナイキやアディダス、プーマ、ニューバランスなどになってしまう。
それは、カラーやデザイン性が優れており、ファッション性の良さから選ばれているからでしょう。
確かに、アシックスのシューズは、機能性などは素晴らしいものを持っているが、デザイン性には難があるように思う。
しかし、そんなアシックスも売り上げは伸ばし続けている。
それは、海外での売れ行きが好調なため。
海外で人気の秘密「オニツカタイガー」
特に欧州で人気なのが、「オニツカタイガー」なのだ。
オニツカタイガーとは、アシックスの前身のブランド名で、レトロな雰囲気があり、デザイン性に優れたオシャレなシューズがメインとなっている。
オニツカは、創業者の鬼塚喜八郎の名からきている。
2002年までは、欧州でアシックスは苦戦しいられていたが、欧州のファッション業界でレトロなデザインが流行り出していることに気づき、レトロなデザイン性のあった「オニツカタイガー」を復活させたことが功を奏した。
そして、その人気は日本や米国でも広がり、アシックスタイガーとして、人気が高まっている。
そんなアシックスは、密かに世界のシューズメーカーで売上高3位にまで躍り出ようとしている。
1位は当然ナイキ、2位はアディダス、3位がプーマとアシックスが争う展開。
でも、今では断トツの売上を誇るナイキですが、元々のナイキの前身ブルーリボンスポーツ(BRS)は、オニツカタイガーの代理店だったんです!
そんなBRSが、オニツカ社から技術の引き抜きなどを行って独立し、今のナイキに至っているわけです。
今ではナイキに大きく売上を離されているアシックスですが、そんな接点があったのです。
ナイキの原点でもある「オニツカタイガー」は、誇るべきシューズであり、日本でももっと展開していってほしいですね。オニツカタイガー
現状日本では、ナイキやアディダスが人気だが、欧州や米国で人気となったアシックスタイガーに火が付くのも時間の問題かもしれませんよ。