都構想が良いか悪いかの選挙結果よりも投票率の低さが一番の問題!
4/12に統一地方選挙が行われ、大阪は「大阪都構想」の是非が争点だったこともあり、熱い戦いとなったが、維新が第1党を維持する結果となった。
ただ、都構想を反対する自民党も議席を伸ばし、特に府議選では大幅に議席を伸ばした。
府議選結果
- 維新・・・選挙前45議席⇒ 今回42議席(-3)
- 公明・・・選挙前21議席⇒ 今回15議席(-6)
- 自民・・・選挙前12議席⇒ 今回21議席(+9)
- 民主・・・選挙前 7議席⇒ 今回 1議席(-6)
- 共産・・・選挙前 4議席⇒ 今回 3議席(-1)
- 無所属・・・選挙前12議席⇒ 今回 6議席(-6
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府議選は、自民以外は議席を落としており、維新は3議席落とす結果となっています。
都構想賛成反対の割合としては、前回は賛成派45:反対派44となっていたが、今回で賛成派42:反対派40となり均衡している状態は変わらない。
市議選結果
- 維新・・・選挙前29議席⇒ 今回36議席(+7)
- 公明・・・選挙前19議席⇒ 今回19議席(±0)
- 自民・・・選挙前18議席⇒ 今回19議席(+1)
- 民主・・・選挙前 6議席⇒ 今回 0議席(-6)
- 共産・・・選挙前 8議席⇒ 今回 9議席(+1)
- 無所属・・・選挙前 5議席⇒ 今回 3議席(-2)
市議選は、維新が議席を伸ばしているが、その他は民主以外はほぼ前回の議席を維持している状態。民主に限っては議席を失っている。
都構想賛成反対の割合としては、前回は賛成派29:反対派51となっていたが、今回で賛成派36:反対派47となり賛成の維新が伸びているが、依然として反対派の党が多い状況。
まぁ、市議選は狭い範囲でありながら府議選の議席とほぼ変わらない議席を争うので、どうしても1党だけで過半数は難しいんですけどね。
投票率の低さが一番の問題
まぁ賛成反対は当然あり、この結果はそんなに重要ではないが、何より一番注目しなければいけないのは、投票率の低さだ。
- 府議選の投票率・・・45.18%(前回46.46%)
- 市議選の投票率・・・48.64%(前回49.27%)
大阪の未来を占う大事な選挙でありながら、前回を下回る投票率とは、何とも大阪人の関心のなさを改めて表しているような結果だ。
まぁ、この投票率を見ていると、「そら借金まみれの自治体になるわ!」と感じた。
だから、議員や職員が好き勝手できるんやなと・・・
大阪が、この前まで破綻する勢いだった状況でも、この無関心さだから、破綻しても気づかないんじゃないか。
まぁ、5/17の住民投票で、大阪の進む方向が示されるが、そこでも投票率が悪かったら、大阪は「都構想」の是非以前の問題で、没落していくだろう・・・