燃費良すぎてビックリ!国交省による「燃費のいいクルマ・ベスト10」の1位はあの車!
国交省が先日、「燃費のいいクルマ・ベスト10」というものを公開した。
最近は、如何に燃費を向上させるかに焦点が集まっており、注目となっている。
ランキングは、街乗り中心の普通・小型自動車と軽自動車の2種類。
気になるランキングは・・・
普通車・小型自動車のベスト10(JC08モード燃費)
1. トヨタ・アクア・・・37.0km/L CVT
2. ホンダ・フィット・・・36.4km/L 7AT(DCT)
3. ホンダ・グレイス・・・34.4km/L 7AT(DCT)
4. トヨタ・カローラアクシオ・・・33.0km/L CVT
4. トヨタ・カローラフィールダー・・・33.0km/L CVT
6. トヨタ・プリウス・・・32.6km/L CVT
7. マツダ・アクセラ・・・30.8km/L CVT
8. レクサス・CT200h・・・30.4km/L CVT
9. ホンダ・アコードハイブリット・・・30.0km/L
10. マツダ・デミオ・・・30.0km/L 6MT
ちなみに、売れ筋人気ランキングの方は・・・
1位 トヨタ・アクア
2位 ホンダ・フィット
3位 トヨタ・プリウス
となっています。
やはり、燃費の良さが売れ行きにも左右されており、トヨタが強いですね~
CVTとDCTとは!?
ここで注目なのが、CVTとDCTの動力伝達の違い。
CVT(無段変速)は、今までのようなATとは異なり、変速ギアを使わず、ベルトと可動式プーリー(滑車)を使って段階的に制御するため加速や減速が滑らかで振動が一切ないのが特徴。そのため燃費も向上させることができる。
ただ、全段変速比幅が小さいので4~5速までしか取れないので、高速走行や急加速時の燃費に難がある。
DCTは伝達効率の面で燃費向上をはかっているもの。燃費効率だけではCVTよりも優れており、全段変速比幅が大きく取れるので、どちらかというと高速走行するようなスポーツカー向きで、6速以上のものであればDCTの方が燃費効率が良くなる可能性がある。
ただ、日本のメーカーはコスト、重量、サイズで有利なCVTを選ぶ傾向にあります。
それでは、次に軽自動車を見てみましょう!
軽自動車のベスト10(JC08モード燃費)
1. スズキ・アルト・・・37.0km/L CVT
1. マツダ・キャロル・・・37.0km/L CVT
3. スバル・プレオプラス・・・35.2km/L CVT
3. ダイハツ・ミライースト・・・35.2km/L CVT
3. トヨタ・ピクシオエポック・・・35.2km/L CVT
6. スズキ・ワゴンR・・・32.4km/L CVT
6. マツダ・フレア・・・32.4km/L CVT
8. ダイハツ・ムーヴ・・・31.0km/L CVT
9. 日産・モコ・・・30.0km/L CVT
9. 日産・デイズ・・・30.0km/L CVT
9. 三菱・ek・・・30.0km/L CVT
軽はコンパクトなため全てCVTが採用されています。
軽自動車の売れ筋人気ランキングは・・・
1位 ダイハツ・タント
2位 ホンダ・NBOX
3位 スズキ・ワゴンR
となっています。
軽の方は、燃費のランキング外の車が入っています。
元々燃費が良いというイメージがあるため、燃費よりも広さや値段を重視する傾向があるかもしれませんね。
燃費が37km/Lというのは凄い数字ですが、これからはもっと競い合いが激しくなって向上していくんでしょうね。
でも、ここまでハイブリッドなどの低燃費車が増えてくると、昔の車にあった、力強い高燃費の車が懐かしく、また乗ってみたいという需要もでてくるのではないでしょうか。
敢えて高燃費で男心をくすぶるような車を作り、時代に逆行するメーカーが出てきても面白いし、意外と売れ筋ランキングに入ってきたりするかも・・・
あなたならどんな車を選びますか?