サッカー日本代表ハリルホジッチ新監督の初陣飾る!
27日、日本代表はチュニジアと親善試合を行った。
ハリルホジッチ監督は、前日からスタメンはフレッシュなメンバーを起用し、チャンスを与えたいといっていた通り、権田修一、酒井宏樹、吉田麻也、槙野智章、藤春廣輝、長谷部誠、山口蛍、清武弘嗣、永井謙佑、川又堅碁、武藤嘉紀が先発した。
ハリルホジッチ監督が意識していた、4−2−3−1のシステムに流動性を加えながら、グラウンダーでスピーディにボールをつないでゴールを目指すということだったが、随所に意識したプレーができていた。
特に永井謙佑のスピードを活かせていた。ただ、若手主体だったこともあり、決定力に欠け、前半は無得点だった。
その後メンバーそのままで後半に入ったが、点が取れない状態が続いたため、後半15分に永井と清武下げ、本田と香川を投入した。
続けざまに、後半27分川又と武藤を下げ、岡崎と宇佐美を投入する。
すると、流れが変わり後半33分本田のアシストで、中央7メートルから岡崎のヘディングで得点を挙げる。
5分後には、本田が中央4メートルから左足グラウンダーで2点目を決めた。
点を取った後、すかさずDFの酒井と山口を下げ、内田と今野が入り、守備を固めた。
終了間際には、宇佐美や香川にチャンスがあったが、いずれも阻まれてしまった。
とにかく、ハリルジャパンの初陣を2得点、無失点で終えることができたのはよかった。
どうしても監督の初陣というものは、どうしても勝ちにこだわるため若手を使わず、手堅く勝ちに行くものだが、ハリルホジッチはしっかりと将来を見据え、若手にチャンスを与えたことは、素晴らしく、この先が楽しみだ!!
3/31はウズベキスタンとの戦いでは、もう少し若手が少ないチャンスを活かしてほしいものだ。