南太平洋の楽園「バヌアツ」で最大風速70m以上の最大級のサイクロンが直撃!
南太平洋のニューカレドニアやフィジーなど、きれいな島々が点在している中に、バヌアツという島国がある。
そこで、13日に最大級のサイクロンが直撃し、大変なことになっている。
皮肉なことに、16日仙台市において国連防災世界会議が行われ、そこにバヌアツの大統領が出席していたのです。
まさか、防災を話そうとしているときに、自分の国で壊滅的被害を受けているとは思ってもみなかったでしょう。
日本にいたこともあり、情報が錯そうしていたが、首都では死者が40名以上出ており、建物も9割が破壊されているなど甚大な被害となっているとのこと。
しかも、バヌアツは83の島からなっており、そのうちの60の島に26万人が住んでいるため、各島でどんな状況か確認するのも一苦労となっている状況。
大統領は当然、急いで母国に帰って対応するといって、帰国しました。
どんなにデカい台風だったのか?
バヌアツに甚大な被害をもたらしたサイクロンの名は「パム」と言い、中心気圧が当時900hPaを下回っていたといわれています。
風速だと70メートルを超えていたとも言われている。
時速だと252㎞もの風が吹いていたことになり、建物が壊れてもおかしくないほどの風が吹いていたといえる。
有名なサイクロンと言えば、アメリカのカトリーナがあげられるが、あれでも902hPaであり、900hPaを下回っていたとすると凄まじいものだったろうと思う。
大統領は各国に支援を訴えているが、日本もできる限りのことはしてあげてほしい。
また、楽園のような島に一日も早く戻ることを願うばかりだ。