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川崎の事件容疑者の実名と写真を週刊新潮が公開することへの賛否どうみるか?

週刊新潮は5日発売の記事で、川崎市中学1年生を殺害した事件でリーダー格だった18歳の容疑者とされる男の実名と顔写真を載せることになったことが議論されてます。

 

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実名と顔写真の公開には肯定派と否定派がネット上で意見を交えているのですが、どういう意見なのか!?

 

まず肯定派の意見としては、

「凶悪犯であっても、更生や反省をするという前提で身分を公開しないのはおかしい」、「公開し社会的制裁を受けることで今後の抑止力となる」、「18歳は立派な大人」、「被害者の顔写真や名前は公開されプライバシーなどないのに、なぜ加害者側がプライバシーに守られるのかわからない」

などさまざまな意見があり、心情的にこちらの方が多いように思う。

 

それに対して否定派の意見は、

「18歳の未成年の実名と顔写真による報道は禁止されている」、「容疑者の段階で、判決がでたわけではないのに公開することはいかがなものか」、「事件の残虐性と社会に与えた影響の大きさから公開したと週刊新潮は伝えているが、その基準はあいまいで主観で決めているため売り上げを意識している可能性もある」

などが言われています。

 

どちらの意見も間違ってはいないと思う。

 

しかし、私も凶悪殺人に関しては、未成年であっても公開してよいのではないかと考えている。しかし、現状の法律ではマスコミは公開できないのであれば法治国家としてはあってはならない。

マスコミが公開したいのであれば、まず順番としては少年法の改正や、未成年の実名と顔写真が公開できるよう基準を明確にし、法改正を訴えかける記事を書きつづけることだろうと思う。

 

また、公開するのであれば、しっかりと司法の判断が出て容疑が確定した段階で行うなど配慮も必要だろう。

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そして、合わせて被害者側のプライバシーを守る法律の制定やマスコミ側の自粛も考えてもらいたいものだ。

視聴率や部数を意識した行き過ぎた報道は自分勝手で真実を歪めかねないからだ。